COPD (慢性閉塞性肺疾患)


(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)


聞きなれない病名ですが、日本では40歳以上の8.5%(男性13.1%,女性4.4%)、COPDの潜在患者は530万人以上と推測されていますが、治療を受けているのはそのうち5%未満といわれています。


別名タバコ病とも呼ばれるように、タバコを非常に長い期間(20年以上)吸うことで肺の最も小さな単位の肺胞(はいほう)が破壊される病気です。喫煙者の15~20%がCOPDを発症するといわれています。


階段の昇降や歩行時など軽い運動でも息切れを感じたり、せきやたんが慢性的に続くなどが初期の症状としてあります。

非常にゆっくりと症状は進みますが、いったん破壊された肺胞は元に戻らないため注意が必要です。


落語家の桂歌丸師匠はこの病気で苦しんでおられたのですが、原因がタバコだと知って「もっと早く止めておけばよかった」と悔やむ言葉を残していらっしゃいました。


WHO(世界保健機関)では、死亡原因の第4位にあげていて、2020年には第3位になると予測しています。


タバコを吸わない人でも4.7%の人がCOPDにかかっています。これは、副流煙による「受動喫煙」の危険性を物語っています。


予防は禁煙です。


どうか自身と大切なご家族のために禁煙を決断することをお勧めします。





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