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診療案内

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当院は、昭和31年5月に開設以来、予防医学を取り入れ、地域に根ざした診療と企業健診を中心とした無床診療所です。

診療科目

内科・外科・整形外科・耳鼻咽喉科・放射線科・リハビリテーション科・健康診断・人間ドック・労災指定

専門医

甲状腺・乳腺・糖尿病・腎臓病・整形外科・消化器・アレルギー・循環器

診療時間

月曜日 ~ 土曜日

午前の部 午前9:00 ~ 午後1:00 

午後の部 午後3:00 ~ 午後7:00   健康診断の受付は午前、午後ともそれぞれ30分前まで

       

X線装置

シマズのFLEXAVISIONと富士フィルムのCRシステムを使ったフルデジタル撮影装置です。
撮影されたエックス線画像は院内ネットワークを通じて各診察室のモニターに転送する装置で、X線フィルムは使わず、モニター上の画面で説明いたします。従来の撮影に比べ被ばく線量を大幅に軽減します。

呼吸器の肺機能検査

肺機能検査は生理機能検査の中の1つで、肺機能を客観的かつ定量的に評価することができます。

 

日本では 40 歳以上の約 10 人に一人が慢性閉塞性肺疾患(COPD)と推定されています。肺への
空気の通りが慢性的に悪くなり、ゆっくりと進行していく病気です。
診断には肺機能検査が不可欠です。

スパイロメーターという機器を使って測定します。鼻から空気が漏れないようにクリップでつまみ、マウスピースという筒をくわえて、静かな呼吸を数回繰り返した後、一度大きく息を吐き(最大呼気)、次に大きく息を吸い(最大吸気)、さらに大きく息を吐きます(肺活量)。検査時は、マウスピースの外に漏れ出た空気は測定できないため、横から漏れないよう注意が必要です。

大腸・胃バリウム

超音波・エコー

24時間心電図(ホルター心電図)

経鼻・経口内視鏡

頸動脈エコー

症状別治療・検査

花粉症などのアレルギー性鼻炎=舌下免疫療法

舌下免疫療法とは、これまでの減感作療法の「通院が週に何回も必要」「注射をしなくてはならない」の2点を改善したもので、『舌下』とあるように、スギ花粉やダニ(抗体)のエキスを舌下からからだに吸収させます。

目薬を点眼する要領で口内の舌下に垂らし、2分間じっと待った後、飲み込んでしまえば1日1回の投与は終了します。

 

治療は自宅で行なえます。開始の3週間は毎日投与し、それ以降は週に1〜2回の投与です。そしてさらに2〜3週間に1回の投与と間隔を広げ、2年間続けます。通院は1カ月に1回で済みます。
当院では、スギ花粉やダニの舌下免疫療法のどちらも保険で治療できます。(投与量や期間は症状などによって変わることもあります)

睡眠時無呼吸=CPAP

寝ている時大きなイビキをかく、日中いつも眠いといったことはありませんか?

睡眠中に呼吸停止が何回も(10秒以上止まることが1時間に5回以上)あり、睡眠が障害される状態です。原因としては、肥満、扁桃肥大、鼻疾患などによる「閉塞性」と、脳の呼吸中枢から信号が送られないことによって生じる「中枢性」があります。中枢性は睡眠時無呼吸症候群の患者さんの1割以下と閉塞性と比べまれです。


潜在患者は、人口の2〜3%程度といわれ、放置しておくと高血圧、心臓循環障害、脳循環障害などに陥る可能性があるといわれています。なにより、昼間の強烈な眠気は車の運転や機械の操作などは大変危険です。

CPAP療法は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のなかでも患者さんの割合が圧倒的に多い閉塞性睡眠時無呼吸症(OSAS)の治療方法で、有効性と安全性が確立されていて、第一選択となってい
る治療方法です。

 

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)とは、直訳すると「持続的陽圧呼吸」で、睡眠時に鼻マスクを装着し、小型の装置から一定圧力をかけた空気を気道に送り、上気道を常に陽圧(4〜20cmH2O)に保つことで気道を広げ、無呼吸の発生を防ぐという治療法で、自宅で継続的に行うことができます。
治療開始第一夜から無呼吸から開放され、快適な眠りが得られる患者さまが多いです。

脳・心臓の病気=頸動脈エコー

頚(頸 )動脈エコー検査は動脈硬化の程度を評価する検査です。

血管壁は、3つの層(内膜、中膜、外膜)からなっていて、動脈硬化になると、内膜(血管の内側の膜)と中膜(血管の内側と外側の間にある膜)が厚くなります。
プラーク(壁の一部が盛り上がった部分)を認める場合は、統計的データでは脳梗塞や狭心症、急性心筋梗塞を合併する割合が高くなっています。
頸動脈は動脈硬化の好発部位であるため、頸動脈における動脈硬化を評価することで全身の動脈硬化の指標となります。

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乳腺・甲状腺=超音波エコー

乳房の痛みや硬結、しこりを訴えて乳腺外来を訪れる患者さんの中でもっとも多いのが乳腺症と呼ばれる乳腺の状態で、一般的に35歳前後以降の成熟期女性に好発し、閉経後急速に減少します。生理的変化の一環で特に治療が必要なものではなく、心配する必要はありません。。ストレスなどによる女性ホルモン(エストロゲン)の変動が深く関与しているとされています。

専門医による超音波エコー検査はエックス線を使わないため被爆の心配がありません。
マンモグラフィーで異常を指摘された患者さまの精密検査やセカンドオピニオンも行っています。

甲状腺は重さ10~20g程度の小さな臓器ですが、分泌する甲状腺ホルモンは体中の新陳代謝を正常に保つ働きをしています。
甲状腺の病気にはこのホルモンの分泌異常を起こすタイプと、しこりや腫瘍ができるタイプに分けることができます。
しこりや腫瘍のなかには悪性のものもありますが、万が一がんであったとしても甲状腺がんの約90%は乳頭がんという種類のがんです。

進行は極めてゆっくりで、治療後の経過がよいとされており、生命に関わることはまれです。

糖尿病=糖負荷試験

糖尿病の初期は、空腹時の血糖値は正常か少し高いだけでも、食後の血糖値が上がっているといったことがあります。健康診断の時には気がつかないのに実は糖尿病だったのです。
こういう状態を隠れ糖尿病などとも呼ばれています。

糖尿病であるかどうかを最終的に診断するためには経口ブドウ糖負荷試験という検査をいたします。
空腹時血糖を測定するために採血を行ない、その後ブドウ糖75gをひと息で飲んで1時間後と2時間後に再び採血をして血糖値を測定します。場合によっては30分後、1時間半後、3時間後に採血をする場合もあります。

 

ブドウ糖負荷試験の判定基準は以下の通りです。
正常は、空腹時血糖値が110mg/dl未満かつ2時間後血糖値140mg/dl未満です。
糖尿病型は、空腹時血糖値が126mg/dl以上または2時間後血糖値200mg/dl以上の場合です。
血糖値が正常範囲を超えていても、糖尿病型までは上がっていないのが境界型です。

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