「治る認知症」見逃しの恐れ 甲状腺機能低下症検査、33%のみ
医師が認知症を診断する際、実施が推奨されている検査が十分に行われておらず、治療可能なタイプの認知症が見逃されている恐れ・・・
このような記事が9月7日付け産経新聞にありました。
甲状腺ホルモンの分泌が何らかの理由で低下すると、認知症とよく似た状態になります。
記憶力の低下や緩慢な動作、周囲への無関心、無気力などです。
しかし、よく観察すると他にも手足のむくみや心拍数の低下、コレステロール値の異常などがあり、これらは甲状腺ホルモンが低下しているときにも見られます。
甲状腺ホルモンは血液検査で簡単にわかり、もし低下していれば投薬でコントロールすることができます。
もしご家族で認知症かなと思う症状がみられた時は是非医療機関にご相談ください。
それは治る認知症かもしれません。
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